米Googleは、Android 12ベータに導入されているPrivate Compute Coreと、クラウド間でのプライバシーを保護するブリッジを提供するPrivate Compute Servicesを、9月9日(現地時間)に発表した。
AndroidのPrivate Compute Coreは、他のOSやアプリから分離されたオープンソースの安全な環境で、Androidの新しいリリースごとにプライバシー保護機能を追加する。
今回、発表されたPrivate Compute Servicesでは、Private Compute Core内の機能がネットワークに直接アクセスできないようにし、その代わりにオープンソースAPIのセットを介して、同サービスとの通信を行う。
Private Compute Servicesを使用することで、識別情報が取り除かれ、連合学習、連合分析、プライベート情報検索といったプライバシーテクノロジーを利用可能となる。
なお、Private Compute Servicesのソースコードは公開される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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