米Microsoftは、NuGet.orgのパッケージ詳細ページを大きくリニューアルしたことを、9月23日(現地時間)に発表した。
パッケージ詳細ページのリニューアルでは、5月にNuGet.orgの新機能として公開された埋め込みREADMEを活用しており、埋め込みREADMEによってパッケージ作成者は既存のREADMEファイルをNuGet.orgにアップロードして、追加の作業を行うことなく、パッケージに関する貴重な情報をユーザーに示せるようになっている。
リニューアルに先立って、同社はコミュニティからの意見聴取を行っており、新しいタブとサイドバーがユーザーから高い評価を得るとともに、情報の見つけやすさも評価された。
一方で、スティッキーなドロップダウンメニューへの移行をはじめとする、インストール手順の再設計は評判がよくなく、すべてのオプションをひと目で確認したい人もいれば、情報を得るために必要なクリック数が増えたことを問題視する意見もみられた。
なお、リニューアルによってインストール手順は従来の状態に戻されており、現在のユーザーエクスペリエンスに影響を与えない、よりよいオプションが見つかった場合のみ、改善が行われる。
現在は、パッケージ互換性のある、すべてのターゲットフレームワークを計算して表示する機能の開発が行われており、最終的にはユーザーがターゲットフレームワークで検索できるようになることを目指している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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