Flatt Securityは、B Dash Ventures、フィンテック グローバルなどを引受先とする第三者割当増資と借り入れを合わせ、約2億円の資金調達を実施したことを、10月18日に発表した。
同社は、2019年5月に約2.2億円の資金調達を実施。国内でのセキュリティ事業の立ち上げを推し進めた結果、「セキュリティ診断」サービスは2019年度から2020年度で売り上げが+500%以上成長し、2021年4月には「KENRO」の正式版もリリースされた。
一方、これら2つのサービスを展開する中でWebサービスの開発現場における新たな課題を発見し、その課題は海外でもまだ解決されていないものであることから、同社の持つ技術力で課題を解決し、グローバルで評価される日本発のセキュリティプロダクトを開発することにした。
同社は、この開発において既存サービスの収益だけでは出せないスピードを実現するため、今回新たに2億円の資金を調達した。現在、多くの企業において「開発」と「セキュリティ」の間には分断が存在しており、外部機関によって提供される「セキュリティ診断」のようなサービスや組織の中で使用されるセキュリティツールであれ、モダンな開発体制に最適化された形で提供されていない。そこで、同社は「B2Dセキュリティ」をコンセプトにサービスを提供し、開発とセキュリティの分断の解消を目指す。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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