米Googleおよびコミュニティで構成されている、フロントエンドWebアプリケーションフレームワークであるAngularJSの開発チームは、AngularJSの長期サポート(LTS)を12月31日(現地時間)に終了した。
2018年1月には、LTSに入る前にAngularJSの最終リリース計画が立てられていたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行にともない、LTSが2021年12月31日まで延長されている。
これまで、AngularJSを使用していた開発者に対しては、アプリケーションをAngularJSの後継であるAngularへのアップグレードが推奨される。Angularは、AngularJSと比較して、生産性、スケーラビリティ、パフォーマンスが向上している。
なお、開発チームはLTS終了後も、CDNリンクをアクティブな状態に維持するとともに、AngularJSの公式サイトも存続させる。さらに、angular/angular.jsリポジトリと関連リポジトリをアーカイブすることで、GitHubのコード、イシュー、プルリクエスト履歴の、読み取り専用アクセスを提供する。また、AngularJS npmパッケージは、非推奨としてマークされ、npmとbowerに残される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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