米Microsoftは、同社によるC++ Core Guidelines Support Library(GSL)の実装バージョン「GSL 4.0.0」の提供を、2月1日(現地時間)に開始した。
「GSL 4.0.0」では、gsl::string_spanが非推奨になるとともに、バージョン3.0.0で非推奨になっていたgsl/multi_spanが削除されている。
さらに、これまで名前にgsl_プレフィックスが含まれていたすべてのヘッダにて、gsl_プレフィックスが削除されたほか、MicrosoftのGSLをC++ Core Guidelinesとより緊密に連携させるべく、not_nullへの変更が行われた。
ほかにも、サポートされているコンパイラ/ツールセットが、Xcode 13.2.1および12.5.1、GCC 11.1.0および10.3.0、Clang 12.0.0および11.0.0、MSVC/LLVMを使用したVisual StudioがVS2022(17.0)およびVS2019(16.11)に更新されるなど、さまざまな変更が実施されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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