米GitHubは、今後もロシア在住の、開発者を含むすべてのユーザーに対して、これまで通りのサービス提供を続けることを、3月2日(現地時間)に発表した。
今回の発表は、ロシアによるウクライナへの武力侵攻を受けて行われており、同社はロシアによる武力侵攻への批判的な立場や、ウクライナへの被害への憤りを示しつつ、“GitHubをすべての国の開発者が利用できるようにする”という立場から、ロシアへのサービス提供を継続するとしている。
あわせて、同社はGitHubが政府からの命令に則り、ロシアへの軍事技術などの流出を制限するための輸出規制や貿易規制を順守していること、同社がウクライナを支援する非営利団体であるRazomに対して、救援活動を支援すべく10万ドルを寄付したこと、さらに同社の従業員が追加で20万ドルを寄付したこと、今回の問題の平和的な解決を望んでいることを明らかにした。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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