プログラミングの仕事ができるようになったエンジニアが次に挑戦するのがシステムの設計。広範な知識を必要とする設計のノウハウを解説した技術書、『はじめての設計をやり抜くための本 第2版』がCodeZineを運営する翔泳社から4月18日(月)に発売しました。
『はじめての設計をやり抜くための本 第2版 概念モデリングからアプリケーション、データベース、アーキテクチャ設計、アジャイル開発まで』は初版から14年ぶりの改訂となり、手法やツールを最新にアップデート。アジャイルやマイクロサービスなど現代のシステムに不可欠な要素を追加しています。
システム設計は、プログラミングの仕事をこなせるようになったエンジニアが次のステップとして挑むにふさわしい領域です。本書ではそんなエンジニアの皆さんをサポートし、下記のような設計にまつわる課題を解決できる内容になっています。
- アプリケーション設計をどうするのか
- データベース設計をどうするのか
- 画面・帳票設計をどうするのか
- 外部システムとの接続方式をどうするのか
- アーキテクチャ設計をどうするのか
スキルアップはもちろん、開発リーダーを目指す方にもおすすめの本書。設計ができるエンジニアになるための最初の1冊です。
目次
導入編
第1章 はじめての設計をやり抜くために
・設計者への道
・エンジニアとしてのやりがい
・エンジニアのキャリア
設計編
第2章 設計の目的
・何を設計するのか
・開発プロジェクトの進め方
・開発プロセスの選択と進行
・設計の目的とは
・良くない設計
・設計のアプローチ
第3章 外部設計の手法
・外部設計とは
・必要な業務知識
・ユースケース分析
・概念モデリング
・画面設計
・外部システムI/F設計
・バッチ設計
・帳票設計
・データベース論理設計
・NoSQLデータベース設計
・非機能要件定義とシステム設計
・システムインフラ設計と配置設計
第4章 内部設計の手法
・内部設計とは
・画面プログラム設計
・ビジネスロジックプログラム設計
・データベースプログラム設計
・データベース物理設計
・テストのための設計
・開発環境の構築
・開発標準の策定
アーキテクチャ編
第5章 アーキテクチャの目的
・アーキテクチャとは
第6章 アーキテクチャ設計のアプローチ
・業務アプリケーションの洞察
・オブジェクト指向設計
・サブシステム分割
・レイヤー(直交化)
・処理の共通化(DRY)
・設計とプログラムのトレーサビリティ
・依存性の注入(DI)
・マイクロサービス
第7章 本当に設計は必要か
・設計の意味を改めて問う
・設計が不要な理由
・設計のこれから
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- この記事の著者
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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