米Microsoftは、コードエディタVisual Studio CodeにおけるJava関連機能に対して、3月に行われたアップデートの内容を、3月21日(現地時間)付の公式ブログ投稿にて紹介している。
Visual Studio Codeでは、Eclipse JDT言語サーバを介してJavaサポートを提供しており、System.out.printlnなど特定のコードスニペットを生成するためのショートカットは、ほとんどがEclipseの規則に基づいているが、IntelliJ IDEAなどの他のIDEのショートカットに慣れている多くのユーザーから、Visual Studio CodeでこれらのIDEのショートカットのサポートを求める要望が寄せられたため、拡張機能で一般的なコードスニペットにIDEAスタイルのショートカットを追加した。
さらに、コンストラクタ作成時のコード補完を最適化し、ユーザーが作成している型がより認識され、コンストラクタにもっとも関連性の高い型が提案されるようになっている。
ほかにも、Maven拡張機能において、ツールチップを表示してMaven POMファイルのパスを確認できるようにするとともに、POMバージョンのコード補完によって、バージョンが正しく置き換えられるようになった。
なお、Visual Studio Code 1.63以降、プレリリースバージョンの拡張機能がサポートされるようになり、Gradle for JavaとMaven for Java拡張機能のプレリリースチャネルが有効になっており、3月末までに他の拡張機能のプレリリースチャネルも有効化を予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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