Engineerforceは、同社が提供する見積もり積み上げ改善ツール「Engineerforce」において、見積もり作成におけるエンジニアの負荷を下げるべく、大型機能アップデートを実施したことを、4月10日に発表した。
今回行われたアップデートでは、見積もり積み上げをより効率的に実現するサンプルリストが公開されている。リスク係数の設定やガントチャートの作成に対応するほか、テンプレート登録も可能で、過去の資産を効果的に流用できる。なお、年内に500種類を超えるサンプルの公開を予定している。
また、チームやグループ会社間での情報共有にも対応しており、階層毎にプロジェクトの共有設定が可能なので、グループ会社やチームを横断して確認でき、組織内やグループ全体での効率化を図れる。
さらに、原価や利益、利益率の自動計算に対応したほか、承認フローの搭載、計画していた原価、利益と実績時間に応じた原価、利益率の比較、振り返り機能の搭載が実施された。
今後は、上場に向けた内部統制に向けて、J-SOX対応や新収益認識基準、工事進行基準といった規定や内部監査への対応も可能にしていく。また、要員計画、SalesforceやFreeeなど外部SaaS、TeamSpiritなど勤怠システムとの連携の実施も予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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