米Datadogは、同社のオブザーバビリティプラットフォーム全体に組み込まれたWatchdogのAIエンジンにおける新機能となる、「ログ異常検知」と「根本原因分析」を4月25日に発表した。
「ログ異常検知」は、ログの正常なパターンを自動的に把握してベースラインを設定し、新しいテキストパターンと既存パターンを比較することで、データ量における有意の変化および外れ値といった異常を事前に検知する。同機能によって、Datadog Log Managementのユーザーは重大なインシデントに発展する前に、隠れた問題を迅速に発見、対処できるようになる。
「根本原因分析」では、DatadogのAPM製品と連携して組織のサービス全体にわたる問題の因果関係を自動的に特定し、問題の発生源を正確に割り出せる。さらに、Datadogのリアルユーザーモニタリング(RUM)が導入されている環境では、手動のトラブルシューティングでは通常数時間から数日かかっていた因果関係の特定やユーザーへの影響を、わずか数分で解決することが可能になった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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