プログラミング言語Pythonの開発チームは、最終ベータプレビュー版となる「Python 3.11.0b5」を、7月26日(現地時間)に公開した。
「Python 3.11.0b5」は、現在開発中である「Python 3.11」の、最後のベータプレビュー。幅広いユーザーや開発者に新機能を試す機会を提供する目的で公開している。サードパーティのPythonプロジェクトのメンテナはベータプレビューを試し、問題が見つかった場合はPythonバグトラッカへの報告を求めている。
「Python 3.11」では、前バージョンに比べて10%〜60%ほど処理速度を向上させ、トレースバックでエラーメッセージを出力するときに、エラー発生箇所を細かく指定するようになるなどの新たな機能が加わっている。さらに、標準ライブラリにTOMLファイルを処理する機能も加わっている。「Python 3.11.0」の最初のリリース候補は「Python 3.11.0rc1」となり、8月1日に公開の予定となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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