V8 JavaScriptエンジンとRust言語を使用したJavaScript/TypeScriptランタイムである「Deno」の開発チームは、今後数カ月の予定を8月15日(現地時間)にブログで公開した。
今後数カ月に予定している機能拡張は主に2点。1つ目は、大部分のnpmパッケージをDenoでも使えるようにするという点だ。npmパッケージの80〜90%を、今後3カ月以内にDenoで使えるようにするとしている。
2つ目はHTTPサーバーの改良だ。JavaScript向けHTTPサーバーとしては最速のものを次のバージョンで提供するという。その時期については、「この夏の終わりまでに」としている。
そのほか、企業でDenoを使っているユーザーに向けた問い合わせ窓口の開設や、サードパーティーが開発したコードを対象にした全文検索システムを用意すること、Denoの累計ダウンロード回数が410万回を超え、月間のアクティブユーザーが25万に達したことが明らかになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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