パイプドビッツは、ローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.2」の新バージョン2.21を10月12日より提供開始する。また、新バージョンのβ版を8月24日に発表した。
「SPIRAL ver.2」は、Webサイトの作成から登録データの運用までワンストップでできる機能を揃えたローコード開発プラットフォーム。国際化対応はもちろんのこと、業務担当者が利用できる管理画面だけでなく、開発会社が必要とするWebアプリやサイト運営に必要なコンポーネントが揃っているため、プログラミングの知識がなくても、自社専用のWebアプリケーションがマウス操作で手に入る。
SPIRAL ver.2.21では、フォームの入力補助として活用できる「郵便番号住所自動補完」の新機能追加と、コード不要でデータの自動処理を実現する「データベーストリガ自動処理」の機能拡張が実施される。これにより、「自動処理」によるデータの正確性と業務の効率化が実現できる。
「郵便番号住所自動補完」は、フォームに数字3桁+4桁もしくは数字7桁の日本の郵便番号を入力することで、自動的に住所情報の入力補完がされる機能。インターネットユーザーの住所入力を簡略化し、フォームの離脱率を軽減する。マウス操作で設定できるため、業務担当者の利便性が向上されるだけでなく、「都道府県+市区町村地域」や「都道府県+市区町村+町域」など複数のデータ格納形式に対応しており、柔軟なデータ運用も可能になる。なお、郵便番号住所自動補完は、月額5000円のオプション契約となり、管理画面からいつでも申込・解約が可能。
データベース内のデータに対する加算・減算、日時の自動取得、日付の自動計算、複数データベースへのデータ反映などの多くの自動処理に対応する。また、発動条件の詳細設定から処理内容まで、独自の関数を用いて、多くの自動処理を実現できる。これにより、データの正確性と業務の効率化が実現できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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