米GitHubは、Ruby on Rails向けのデータベースアダプタ「Trilogy」をオープンソースとして8月25日(現地時間)に公開した。TrilogyはMySQL互換のリレーショナルデータベース管理システムに対応する。
「Trilogy」は、GitHubが自社のサービスを構築するために試用してきたデータベースアダプタだ。他環境への移植しやすさと、互換性を高いレベルで確保するために開発したもので、ネットワークプロトコルを処理する部分も独自に開発することで、依存関係にあるファイルを極力減らすようにしている。
GitHubではデータベースアダプタとして最初期には「mysql」を、2011年からは「mysql2」を使用してきたが、2015年にさらに高い性能と信頼性を確保するために独自のアダプタを開発して利用するようになった。これが、今回オープンソースとして公開されたアダプタの基となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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