JavaScript/TypeScriptランタイム「Deno」の開発チームは、Deno向けフルスタックWebフレームワーク「Fresh」の新しいバージョン「Fresh 1.1」を9月8日(現地時間)に公開した。
Fresh 1.1では、ファイルの冒頭にプラグマやインポート文を書くことなく、JSXを自動的に認識して変換する機能が加わった。新たにプロジェクトを作成する場合は、この機能が無条件で有効になるが、既存のプロジェクトでもコードや設定ファイルを修正することでこの機能を利用できる。
また、Freshの機能を拡張するプラグインを開発できる仕組みを導入した。現時点では公式プラグインはJSXで使用したクラスを認識してCSSを作成してくれる「Twind」だけだが、今後はほかのプラグインも提供していくとしている。
そして、データベース検索の結果404ページが必要になったときに呼び出せるようになったほか、Deno 1.25で実験的に加わった高速HTTPサーバーを使用できるようになるなどの変更が加わっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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