米Oracleは、CSVやParquet、Aurora、Redshiftのバックアップといった、各種ファイル形式でオブジェクトストアに保存されている数百テラバイトのデータに対して処理およびクエリを実行できるようにする、「MySQL HeatWave Lakehouse」を10月18日(現地時間)に発表した。
MySQL HeatWave Lakehouseは、単一のMySQLデータベース内にトランザクション処理、アナリティクス、機械学習、機械学習をベースとした自動化を組み合わせたクラウドサービスである「MySQL HeatWave」ポートフォリオの新製品で、大規模な並列スケールアウトが可能なMySQL HeatWaveアーキテクチャによって、他のクラウドデータベースサービスよりも圧倒的に優れたクエリの実行とデータのロードを可能にする。
また、MySQLデータベース内のトランザクションデータと、オブジェクトストア内のデータを標準のMySQL構文によって1つのSQL文で結合できる。
あわせて、MySQL HeatWave Lakehouseの性能を向上させ、より使いやすくする「MySQL Autopilot」機能も発表されている。
現時点でMySQL HeatWave Lakehouseはベータ版であり、一般提供は2023年前半を予定する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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