MicrosoftはSilverlight 1.0正式版をリリースした。同プラグインはAdobe Flashに対抗する技術だと言われている。
Microsoftは4日、Silverlight 1.0正式版をリリースした。SilverlightのWebサイトを通じてダウンロードすることができる。
Webブラウザ上におけるリッチメディアとしてはAdobe Flashが有名だが、Silverlightはこれに対抗する技術として開発された。そのためIEだけでなく、Firefox、Safariといったブラウザでも動作し、Mac OS Xもサポートしている。さらにMicrosoftはNovell社がサポートするMonoプロジェクトと協力し、Linuxにも対応させることを発表した。
また、Silverlightは次期バージョン1.1の開発も並行して進められている。こちらは開発言語として、C#やVBといった.NET言語やRubyなどのスクリプト言語が使えるようになると言われている。また、Windows 2000もバージョン1.1よりサポートされる。
なお、開発者向け製品Siverlight 1.0 SDKもドキュメントやライセンス情報の修正等を行い、9月4日にマイナーバージョンアップされている。こちらはMicrosoftダウンロードセンターよりダウンロードできる。
参考サイト:
Microsoft Silverlight: Light Up the Web(公式サイト)
Silverlight Page Turn Sample(Silverlightサンプル「Page Turn」)
Microsoft Delivers Silverlight 1.0, Extends Support to Linux(プレスリリース)
Download details: Microsoft® Silverlight 1.0 SDK(Silverlight 1.0 SDKダウンロードページ)
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