ファーストは、Pythonで使用可能な画像処理ライブラリ「PyFIE（パイエフアイイー）」の販売を、10月26日に開始した。販売価格は、Windows版であるWIL標準ソフトウェアRTL、Linux版であるFIE標準ソフトウェアRTLともに102000円（別途、ライセンスキーとSDKが必要）。
「PyFIE」は、C言語関数の画像処理ライブラリであるFIE（FAST Image Engine）を、Python上で使用できるようにする画像処理ライブラリで、カラー・濃淡・2値変換・色空間変換・幾何変換・空間フィルタ・モルフォロジ・画像間演算・論理演算・ヒストグラム・エッジ検出・直線＆円ハフ検出・ブロブ解析・サーチ・キャリパー・最小自乗法・ロバスト推定・1D・2Dコード認識といった機能を含んでおり、GUI開発環境でも柔軟に利用可能となっている。
同ライブラリを利用することで、外観検査や計測、位置決めなどの自動化を推進する企業における、画像処理システム構築の負荷およびコストの低減、効率的なシステム開発の強化を実現する。
Pythonの標準的な方法であるpipによってインストールでき、開発環境によってはFIEライブラリのライセンス認証に関連する設定が別途必要になる。また、専用の画像処理装置／画像処理コントローラでの使用が可能となっている。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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