米Amazon Web Servicesは、管理画面にサインオンするときに必要になる多要素認証(MFA:Multi-Factor Authentication)端末を最大で8台まで設定できるようにしたと11月16日(現地時間)に発表した。
AWSの管理画面にサインオンするときは、ユーザー名とパスワードのほかに、スマートフォンの認証アプリやトークンなど、ワンタイムパスワードを表示する端末を使うことをユーザーに求めることができる。これまでは、AWSアカウントのルート・ユーザー、あるいはAWS Identity and Access Management(IAM)で設定したユーザー1人当たり、1台の多要素認証端末を登録できたが、今回それが8台まで増加した。
AWSは多要素認証端末を増やすことで、端末の紛失や盗難があったときなどに、別に登録している端末を使えるなどの利点を挙げている。もちろん紛失、あるいは盗難にあった端末は登録から削除することを忘れてはならないと警告している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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