米Microsoftは、Python言語からMicrosoft Graph APIの操作を可能にするSDK「Microsoft Graph Python SDK」を11月28日にプレビュー版として公開した。Microsoft Graph APIは、Microsoft 365やWindowsなど、同社がクラウド上で提供しているサービスのデータへのアクセスを可能にするAPI。
今回のSDKには、認証プロバイダの機能が加わっている。アクセスに必要なトークンの取得、キャッシュ、再取得を自動で処理してくれる。さらに、HTTPレスポンスを理解して、必要に応じてリクエストを再試行してくれる機能も持っている。
そして、Graph APIに複数のリクエストを同時に発行するアプリケーションにおいて、それぞれの返信を待っている間にほかの処理を進める非同期処理の仕組みも取り入れた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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