Initial Commitは、ローカルリポジトリでのGitの動作をシミュレートできる「git-sim」を、1月22日(現地時間)にリリースした。
git-simは、Pythonで記述されたコマンドラインツールで、gitコマンドがローカルリポジトリに与える影響を示す画像(またはアニメーション)を、すばやく簡単に生成できる。
同ツールの利用によって、実際にコマンドを実行する前に、ユーザーがコマンドの処理内容を確認することが可能になり、リセット/マージがローカルリポジトリにどのように影響するかが、確実にわかるようになる。なお、動作のビジュアル化はJPEG形式の静止画のほか、MP4形式の動画としても出力できる。
同ツールのおもな目標は、開発者ワークフローの中断を最小限に抑えつつ、gitコマンドの効果をすばやく簡単に作成して視覚化することであり、今後の機能強化としては、
- コマンドラインインターフェイスを提供して、開発者がローカルGitリポジトリ内のターミナルで直接git-simを実行可能にする
- gitコマンド(サブコマンドおよびオプション/フラグ)と同じ構文を維持することで、git-simをできるだけ使いやすく、親しみやすくする
- 効率的かつ迅速な処理による、シミュレート画像生成のさらなる高速化
を行っていく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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