Jiteraは、20~50代のエンジニアを対象に実施した、「ローコードツールに関する調査」の結果を2月28日に発表した。同調査は、2月13日~16日の期間に行われ、294名から有効回答を得ている。
調査対象者に、ローコードツールを使用したことがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答が約3割に達した。
ローコードに対する印象を尋ねた質問(複数回答)では、「開発スピードが速くなりそう」(64.6%)がもっとも多く、「業務効率化に役立ちそう」(62.6%)がそれに続いている。「柔軟性がない」といった懸念は2割程度に留まった。
ローコードツールにどのようなことを期待するかを尋ねたところ(複数回答)、「開発工数の削減」(74.0%)が最多となり、以下「開発スピードの向上」(61.4%)が続いている。
ローコードツールに求めることを尋ねた質問(複数回答)では、「柔軟性が高い」(55.3%)がもっとも多く、「外部とのAPI連携ができる」(48.4%)、「コードの書き出しができる」(42.7%)がそれに続いた。
単純なコーディングに苦痛を感じるかを尋ねたところ、「とても思う」と「やや思う」を合わせた割合が57.7%を占めている。ローコードツールに興味がある人では約7割に達し、より苦痛を感じていることがわかった。
ローコードツールの利用は、スキル向上につながると思うかを尋ねた質問では、6割超が「スキル向上につながる」と答えている。また、ローコードツールに興味のある人のうち8割超が、ローコードツールがスキル向上につながると考えていることが明らかになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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