米Amazon Web Servicesは、提供している各種サービスの日々の更新内容をメールで送信するサービスを3月7日(現地時間)に開始した。Amazon Web Servicesは、膨大な数のサービスを世界各地のロージョンで提供しているため、日々の機能追加や更新を追跡するのは大きな労力がかかる作業だ。
日々の更新情報はAmazon Simple Notification Service(Amazon SNS)を通して提供する。WebのコンソールでAmazon SNSの設定画面を開き、リージョンを「us-east-1(バージニア北部)」に変更して、「サブスクリプション」設定画面の「サブスクリプションの作成」ボタンを押す。「トピックARN」欄に「arn:aws:sns:us-east-1:692768080016:aws-new-feature-updates」と入力し、「プロトコル」で「Eメール」を選択し、送信先メールアドレスを入力する。あとは「サブスクリプションの作成」ボタンを押せば良い。指定したメール・アカウントに購読開始の確認メールが届くので、「Confirm Subscription」をクリックすれば準備完了だ。
毎日届くメールは、冒頭部分に英文によるまとめが入り、その後は更新内容をJSON形式で記載したものが続く。 Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)や、Amazon Relational Database Service(RDS)などのサービスの更新や、AWS CLIに新たに加わったコマンド、AWS Tools for PowerShellの新バージョン、AWSマネージドポリシーの変更、IPプレフィックスの追加などの情報をまとめたものだ。
また、日々届くメールのJSON形式の部分は「https://aws-new-features.s3.us-east-1.amazonaws.com/update/2023-02-27.json」にアクセスすることで確認できる。URL末尾の日付を表す部分を書き換えることで、任意の日の更新内容を参照できる。最大で6カ月前までさかのぼって参照できるとのことだ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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