米Microsoftは、パブリック・クラウド・サービス「Microsoft Azure」の各種サービスをプログラムから制御可能にするツール集である「Azure SDK」の、2023年3月版を3月14日(現地時間)に公開した。Azure SDKは、.NET、Java、JavaScript/TypeScript、Python、Go、C++、組み込みC、Android、iOSにそれぞれ対応したものが用意されている。
2023年3月版では、Azureで稼働させるアプリケーションの各種設定を一元管理する「Azure App Configuration」を操作可能にする「Azure App Configuration Provider」のPython版が新たに登場した。
そして、負荷テスト・サービス「Azure Load Testing」を操作するライブラリの.NET、Java、JavaScript/TypeScript、Pythonにそれぞれ対応したものを加えた。また、システム監視サービス「Azure Monitor」で提供しているログ分析サービス「Log Analytics」を操作可能にする「Azure Monitor Ingestion」も、.NET、Java、JavaScript/TypeScript、Pythonにそれぞれ対応したものを追加した。
ほかにも、仮想マシンの作成やデータベースの作成など、Microsoftr Azureにおける基本的な機能を提供する「Azure Management Libraries」の.NET版、Go版、Java版、JavaScript/TypeScript版、Python版がそれぞれ、データ移行サービス「Azure Storage Mover」に対応するなど、さまざまな機能が新たに加わっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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