米Oracleは、12月に公開を予定している、「PostgreSQL 14.9」を使用したOracle Cloud Infrastructure(OCI)データベース「OCI Database for PostgreSQL」を、9月19日(現地時間)に限定公開した。
OCI Database for PostgreSQLは、Redisを使用したOCI Cacheや、OpenSearchを使用したOCI Searchといった機能を備えている。
トランザクション処理エンジンをストレージ層から切り離すことで、データベースに最適化されたストレージによって、レプリケーション機能をオフロードしつつコンピューティングノード上で効率的なデータベーストランザクション処理を可能にしており、数ミリ秒でのレプリケーションが保証され、自己管理型クラスタと比較してミッションクリティカルなアプリケーションのパフォーマンスが向上した。
また、使用したストレージに対してのみ料金が発生するため、他のクラウドプロバイダと比較してより経済的であり、直感的なデータベース作成を実現するとともに、実行しているデータベースシステムの全体的なビューが得られ、クラスタの健全性監視に役立つ詳細なメトリクスが用意されるなど、構成が容易になっている。
さらに、フルマネージドで自動デプロイメントからセキュリティ更新まで、あらゆるニュアンスに対応し、99.99%のSLAによってPostgreSQLデータベースレプリケーションを使用して、高い耐久性、ゼロ目標復旧地点、目標復旧時間の最小化が保証される。
ほかにも、エンドツーエンドの暗号化と定期的なセキュリティ更新によって、堅牢な保護が保証されるとともに、高いスケーラビリティを実現している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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