チェコJetBrainsは、Java言語向け統合開発環境の新版「IntelliJ IDEA 2023.3」の早期アクセス版(Early Access Program)の提供を9月22日(現地時間)に開始した。早期アクセス版は、正式公開前に新機能などをユーザーに試してもらう目的で提供するもの。JetBrainsはIntelliJ IDEAのユーザーにダウンロードと試用を呼びかけている。
今回の早期アクセス版はJava 21に対応し、仮想スレッドや文字列テンプレート、スコープ値などの新機能を利用できる。また、GitLabスニペットに対応し、IntelliJ IDEAにコード断片などのスニペットを蓄積できるようになった。また、IntelliJ IDEAの起動時にJava開発キット(JDK:Java Development Kit)の共有インデックスをダウンロードするように標準設定を変更し、起動速度を向上させた。
さらに、ツール・バーを隠す設定や、ソース・コードの色分け表示の設定など、GUI部分にも変更が加わっている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です