高速なコンテンツ特化のWebサイトを作成するためのオールインワンWebフレームワークであるAstroの開発チームは、最新バージョンとなる「Astro 3.2」を9月28日(現地時間)にリリースした。
Astro 3.2では、ナビゲーション時にブラウザスタックへ新たな履歴エントリが追加されないよう、個々のリンクを設定可能となり、「戻る」ボタンのクリックを減らしたり、サイトへの来訪者がフォーム送信の確認などのページに戻されたりしないようにできる。
また、クライアント側のJavaScriptからナビゲーションのトリガを可能にするJavaScript Navigation APIが追加され、ナビゲーションのタイミングを完全に制御できるようになっている。
さらに、View Transitionsルータがルートアナウンスを行うようになり、ページの読み込みが完了するとページタイトルがアナウンスされるようになった。
ほかにも、セットアップ中に統合を動的に追加および設定可能になり、ユーザーに対してよりインテリジェントに統合をバンドルできるようになるなど、さまざまな機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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