LINEヤフーは、未経験者からITエンジニアへの転職を支援するリスキリングプログラム「LINEヤフーテックアカデミー」を開設し、受講生を募集を10月12日に開始した。
「LINEヤフーテックアカデミー」は、未経験者からエンジニアになるためのスキルとノウハウを約16週間で学べるリスキリングプログラムで、前身となる「Yahoo!テックアカデミー」の内容をベースに、「メタバース」(バーチャル空間)の本格活用や、応募上限・期間の撤廃などのアップデートを行うことで、受講生の継続学習や転職活動をより強力に支援する。
なお、同サービスは経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に採択されているため、一定の条件を満たすことで、受講料である税別50万円の最大70%(35万円分)が補助される。
受講生はメタバース上で自身のアバターを自由に動かして、「自習室」や「メンター相談室」といった空間を移動できるほか、音声やチャットによる受講生同士のコミュニケーションや、メンターへの質問・相談が可能となっている。また、メタバース上でLINEヤフーで働く現役エンジニアによる講義などにも参加できる。
応募にあたっては、期間内に320時間の学習時間を確保することが可能であり、インターネット環境に接続できる一定スペック以上のPCを持っている必要があり、募集人数や募集時期は設けられておらず、選考もない。
講義は完全オンラインで行われ、学習内容はJava、Linux、Spring Boot、個人開発課題などで、週2回のビデオ会議システムでの専属メンター相談や、毎日15時~23時のSlackでのチャットサポートも提供される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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