米Microsoftは、クロスプラットフォームのオープンソース開発者プラットフォームである.NETの最新LTSバージョンである「.NET 8」を、11月14日(現地時間)にリリースした。
.NET 8のリリースによって、インテリジェントなクラウドネイティブアプリケーションと、オンデマンドでスケールする高トラフィックサービスの構築が容易になる。
.NET 8には、Microsoftのさまざまな高スケールサービスで使用されている、実績のあるライブラリのセットが含まれており、可観測性、復元性、スケーラビリティ、管理容易性などに関する基本的な課題の解決に役立つ。
さらに、米OpenAIのGPTなど大規模言語モデル(LLM)との統合が可能になるほか、BlazorでのすべてのWeb UIニーズに対応するとともに、.NET MAUIを使った最新のiOS/Android対応モバイルアプリの開発、C# 12による簡潔かつ表現力豊かな言語機能が実現している。
ほかにも、コードジェネレータDynamic Profile-Guided Optimization(PGO)のデフォルトでの有効化によるパフォーマンスの向上や、観測可能なクラウドネイティブアプリケーションを構築できる.NET Aspireのプレビュー提供、コンテナ機能の強化、ネイティブAoTパフォーマンスの向上など、数多くの機能追加が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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