D2C Rは、デジタル広告におけるクリエイティブ開発・運用をさらに効率化・高度化するために「キョウソウAI for text」を開発したことを11月21日に発表した。同社のこれまで培ってきた広告クリエイティブに関する知見と、「GPT-3.5 Turbo」ファインチューニング機能を掛け合わせることで、メディア×業種ごとに最適な広告テキスト生成を実現した。
「キョウソウAI」は、メディアや業種ごとに最適な広告テキストを短時間で制作し、広告の効果を向上させることを目指し開発された。独自の広告効果データや効果の高い媒体テキストを業界・訴求軸・トンマナで分類し、同社クリエイティブプランニングのエキスパートが独自の知見を付与したうえで学習させた。
さらに、OpenAIの「GPT-3.5 Turbo」ファインチューニング機能を活用し、専用アプリケーションにて広告テキストの生成を行う。アプリケーションではターゲットや訴求、イメージするルールなど、いくつかのポイントを記載することで、最適なテキスト案が複数生成される。
それら生成されたテキスト案を同社クリエイティブプランニングの専門チームが選定・ブラッシュアップを図ることで、広告効果が高く、またブランド棄損リスクにも十分に配慮された広告テキストを従来よりも格段に速く提供することが可能となった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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