米GitLabは、GitリポジトリマネージャであるGitLabの最新バージョンとなる「GitLab 16.6」を、11月16日(現地時間)にリリースしている。
GitLab 16.6では、イシューやエピック、コードの説明や要約、アーティファクトに関する具体的な質問への回答、アーティファクトの情報に基づいたコードやコンテンツの生成、質問からのコード生成などが可能なGitLab Duo Chatのベータ提供をGitLab.comにて開始した。また、Web IDE/Visual Studio Code用のGitLabワークフロー拡張機能に、実験的な機能として追加されている。
あわせて、GitLab.comにおけるグループ所有者は、より詳細なユーザー管理ができるようになったほか、すべてのGitLabにおいてデフォルトのブランチのみを含む、最小限のフォーク作成が可能になった。また、GitLab.comではコンプライアンスポリシーとして、MR承認を強制できるようになっている。
さらに、SwitchboardポータルによりGitLab Dedicatedインスタンスにおけるいくつかの項目での設定変更が可能になったほか、CI/CDコンポーネントがベータ版となり、コンポーネントのフォルダ構造が改善された。また、CI/CD変数の追加や編集に新たに追加されたドロワを使用するようUIが変更されるとともに、ランナーフリートダッシュボードへの管理者ビューの追加(ベータ版)など、数多くの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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