IDC Japanは11月21日、国内ソフトウェア市場の実績と予測を掲載したレポート「IDC Worldwide Semiannual Software Tracker」を発表した。
本レポートでは、ソフトウェア(パブリッククラウドサービスを含む)市場を3つの大分類市場、20の中分類市場、および78の機能市場に分類し、国内市場を含むグローバルなベンダー売上額および市場予測を発表している。
最新版となる2023年上半期(2023年1月~6月)のレポートでは、ソフトウェア市場のグローバル売上額で、前年同期比11.1%増の4,525億米ドルとなった。国内ソフトウェア市場は前年同期比9.5%増の2兆2419億2000万円と推定された。
また、ソフトウェア市場の中でもパブリッククラウドサービス売上は2023年上半期では前年同期比22.4%増の8456億4600万円と高い成長を維持し、全ソフトウェア市場の37.3%を占めた。
2022~2027年の国内ソフトウェア市場予測をみると、年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は8.0%で、2027年には6兆2346億円に達すると予測された。各ソフトウェア大分類市場の同期間のCAGRは、アプリケーション開発/デプロイメント市場で14.5%、アプリケーション市場で5.3%、システムインフラストラクチャソフトウェア市場で5.5%になるとみられている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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