IDC アジア・パシフィックは、アジア太平洋地域(日本を除く)における2024年の開発者とDevOpsの予測に関する最新のFutureScapeレポートを、1月17日(シンガポール時間)に発表している。
同レポートによれば、日本を除くアジア太平洋地域(APEJ)における企業の48%が、開発においてAIがもっとも効果的なタスクとして、コードレビューとテストを挙げた。テストにおいて、AIや機械学習が効果的な分野としては、テストの優先順位付け、失敗したテストの根本的な原因の発見、テストケースの作成、自己修復とテストの手順が含まれる。
IDCは、生成AIが産業の将来を形成し、AIの主導による世界の進歩を推進する可能性があると予測する。そのほか、日本を除くアジア太平洋地域においては以下のような項目において、AIが主導的な役割を果たすと予測されている。
- リファクタリング
- インテリジェントアプリ
- セキュリティのためのDevOps AI
- 開発者の成長
さらに、今後リーダーが注意を払うべき分野としては、
- サーバサイドWASM
- 自然言語プログラミング
- アプリケーションプラットフォーム
- GPU開発
- シフトレフトVSM
を挙げた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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