AGESTは2月2日、AIを活用してソースコードレビューを行うソフトウェアテストサービス「AIテクニカルコードレビュー」の提供を開始した。
同社は、開発とテストの両方に精通した次世代QAエンジニアが、開発・ビルド工程でレビューやソフトウェアテストを実施する「QA for Development」ソリューションを提供してきた。今回発表された「AIテクニカルコードレビュー」は、このソリューションの第5弾。
本サービスでは、まずAIがソースコードをレビューし、問題点や修正コード案を生成する。それに対し、QAエンジニアが妥当性の確認や修正を行い、短時間で質の高いレポートを提出する。レビューは、「コーディングプラクティス」「セキュリティ」「パフォーマンス」の3つの観点から実施される。
同サービスでは、ソースコードをAIに一次レビューさせる際に、同社がこれまでの支援実績を通じて培ってきた独自のレビュー観点と、AI技術の研究・検証を行う「AGEST AI Lab.」のナレッジを活用したプロンプトやツールを利用し、レビュー結果の精度を高める。また、納品するレポートでは、問題点の指摘にとどまらず、ベストプラクティスや対象コードに合わせたより具体的な修正の提案を行う。
サービスには、「ヒアリング」「レビュー実施」「レポート作成」のステップが含まれており、ソースコードの受領からレポート作成まで1~2週間で対応する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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