米Googleは、次世代AIモデル「Gemini 1.5」を2月15日（現地時間）に発表した。
Gemini 1.5は、リクエストを小規模な「エキスパート」ニューラルネットワークのグループにルーティングするため、より応答が速く、より高品質な回答を実現できる。
現時点では、幅広いタスクにわたる拡張に対応すべく最適化された、実験的に100万トークンのコンテキストウィンドウを備える中規模のマルチモーダルモデルである、Gemini 1.5 Proのプライベートプレビューが提供されている。
従来、公的に利用可能な大規模言語モデルのコンテキストウィンドウとしては、200000トークンが最大だったが、Gemini 1.5 Proではデフォルトで128000トークンのコンテキストウィンドウが付属しており、今回提供が開始されたプライベートプレビューでは、実験的に1000000トークンのコンテキストウィンドウにアクセスできる。
なお、Gemini 1.5 Proのプライベートプレビューにあわせて、Google AI Studioでは大きなPDF、コードリポジトリ、長時間のビデオをプロンプトとして直接アップロードすることが可能になっている。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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