米GitHubは、資金の確保や製品の発売、アイデアの発明への転換といった、オープンソースへの取り組みを次のステップに進めることを支援すべく、財政的サポート、メンターシップ、ネットワーキング、トレーニングなどを提供するプログラム「GitHub Accelerator」の応募受け付けを、2月13日(現地時間)に開始した。締め切りは3月5日12時(太平洋時間)で、審査は順次行われている。
GitHub Acceleratorは、4月22日(現地時間)から10週間にわたって行われ、1on1、グループセッション、プロジェクト作業、メンターシップが組み合わされて提供される。
参加者は、プロジェクトごとに40000ドルの資金、週に5〜10時間のライブ指導、ワークショップ、宿題、セキュリティレビューのためのGitHubチームとのオフィスアワー、エンタープライズGitHubスポンサーやコミュニティメンバー、GitHubリーダーとのQ&A、米MicrosoftのベンチャーファンドであるM12についての紹介と少なくとも1回のオフィスアワー、1年間のGitHub Copilotの利用を含む関連するGitHub製品への無料アクセス、ハイエンドGPU仮想マシンクラスタへの優先アクセスや市場投入サポートを含む無料のAzure AIインフラストラクチャクレジット(対象プロジェクト限定)、同僚との共有Slackチャネルにおける協力・サポートの提供を受けられる。
同プログラムは、コミュニティ、同僚、GitHubリーダー、潜在的な資金提供パートナー、コミュニティのメンバーと進捗状況を共有する仮想デモデイで終了し、同プログラムの卒業生にはGitHubからネットワーキングとサポートの機会が、継続的に提供される。
なお、どの段階のアイデア・プロジェクトでも応募可能となっているものの、すべてのプロジェクトはプログラム開始前に、以下の条件を満たしている必要がある。
- 明確なオープンソースライセンス
- 明確なガバナンス戦略
- AI、機会学習、AIインフラストラクチャに重点を置いていること
- 必要なプログラムに参加し従事するというコアリーダーのコミットメント
- 資金の活用計画
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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