メシウスは、.NET帳票開発用コンポーネントであるActiveReports for .NETの最新バージョン「ActiveReports for .NET 18.0J」を、4月10日にリリースする。税込のライセンス価格は、1開発者ライセンスが396000円、コアサーバライセンスが165000円。
ActiveReports for .NETは、Visual Studioで利用できる.NET帳票開発用コンポーネントで、使いやすいデザイナ、縦書きといった日本ならではの仕様に対応するとともに、PDFやExcelへの出力など日本における帳票開発に必要とされる、すべての機能を搭載している。
今回リリースされるActiveReports for .NET 18.0Jでは、最新の.NET 8に対応するとともに.NET 7にも対応し、さらに.NETの特徴であるマルチプラットフォーム環境での使いやすさを高めるための、機能向上も行われた。
あわせて、帳票作成において頻繁に用いられる「会社ロゴ」「定型文」「売上のチャート」といったアイテムをグループ化して、1つの部品として再利用を可能にする「レポートパーツ」機能が追加されたほか、レポートコントロールの表示/非表示の制御といった、Webデザイナの機能をより細かく制限できるようになり、誤った操作を防ぐ仕組み(フールプルーフ)を構築しやすくなっている。また、複数アイテムのレイアウト配置を一括で調整可能な「レイアウトツールバー」が追加され、Webデザイナの操作性が向上した。
さらに、クラウド環境のサポートを拡充し、新たにFaaS(Function as a Service)であるAWS Lambda、Azure Functions、Google Cloud Functions、Oracle Cloud Functionsのサポートが追加されている。また、PaaS(Platform as a Service)のサポートに、AWS Elastic Beanstalk、Google Cloud App Engineが追加された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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