米Microsoftは、.NETアプリに素早く簡単に追加できる、AIを活用したUIコンポーネントのセットである、「.NET Smart Components」を、3月20日(現地時間)に公開した。
.NET Smart Componentsは、既存のアプリUIに組み込むことで、ユーザーの生産性を向上可能なエンドツーエンドのAI機能。現時点では実験的な機能であり、.NET 6以降のBlazor、MVC、Razor Pagesで利用できる。
なお、将来的には.NET MAUI、WPF、Windows Formsといった、他の.NET UIフレームワーク用のコンポーネント提供も予定しているという。
.NET Smart Componentsでは、ボタンをクリックするだけでユーザーのクリップボード上のデータを使用した、フォームへの自動入力を可能にするスマートペースト、好みのトーン・ポリシー・URLなどを使用して、文全体を自動補完するスマートテキストエリア、セマンティックマッチングに基づいて提案を行うスマートコンボボックスといったスマート機能を用意している。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です