カナダのCohereは、同社が開発・提供している大規模言語モデル(LLM)である「Command R」において、モデルをファインチューニングする機能の提供を5月9日(現地時間)に開始した。
今回、提供が開始されたファインチューニング機能によって、企業固有の言語やドキュメントをモデルに組み込めるようになり、Command Rで教師ありファインチューニングを実行してパフォーマンスをさらに強化することで、他のLLMと比較して少ないコストで強力な結果を得られる。
ファインチューニング機能では、最大5つのハイパーパラメータの調整が可能で、他のモデルと比較して最大15倍手頃な価格を保ちつつ、モデルのパフォーマンスを効率的に最適化できるようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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