TISは、Amazon Web Services(AWS)のアカウントを保有する企業に対して、マルチアカウント環境で必要となるセキュリティとガバナンスのベストプラクティスを搭載した、AWSマルチアカウントスイートの提供を6月13日に開始した。
同サービスでは、TISのAWSマネージドサポートサービス契約者を対象に、初期費用不要で高セキュリティのマルチアカウント管理ソリューションの提供を行う。
AWSアカウント発行からセキュリティとガバナンスの設定までを、AWSマネージドサポートサービスの範囲内で提供し、AWS Organizations、AWS Control Towerをはじめとした31のAWSサービスをTISが初期設定することで、必要な設定の調査、検証といった導入企業側の負担を軽減する。
あわせて、AWS Control Towerによるベストプラクティスに加えて、AWSにおけるマルチアカウント環境のセキュリティガイドラインとなるAWSセキュリティリファレンスアーキテクチャ(SRA)を採用することによって、AWSが推奨するセキュリティ対策の実装を行う。
さらに、PCI DSSをはじめとした最高水準のセキュリティが求められる金融業界での、ミッションクリティカルシステム導入を通じて培ってきたTISの有する豊富なノウハウを活用して、AWSリファレンスに基づくセキュリティ対策をより強固にするソリューションを提供する。
利用料金は、AWSマネージドサポートサービスの料金に含まれるため無料で、別途AWS利用料の10%分に相当する利用手数料が必要になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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