米NVIDIAは大規模言語モデルの学習用データを生成するモデル「Nemotron-4 340B」を14日(現地時間)に公開した。Nemotron-4 340Bは、NVIDIAのWebサイトと、Hugging FaceのWebサイトの両方で公開している。ライセンスはNVIDIA独自の「NVIDIA Open Model License」で、商用利用も可能になっている。
Nemotron-4 340Bには基本となる「base」に加えて、学習用データを生成する「instruct」、データを評価する「reward」の3種類のモデルを揃えている。利用者はbaseモデルを基に改良を加えて、自前のデータで学習させることで、独自のinstructモデルとrewardモデルを構築することもできる。
またNemotron-4 340Bは、NVIDIAが開発した大規模言語モデル向けのPuthonライブラリである「TensorRT-LLM」を使って開発されている。利用者はPythonのコードを書き換えながら、NVIDIAが提供する大規模言語モデル開発向けコンテナ環境である「NVIDIA NeMo」も利用することで、独自のモデルを効率よく開発できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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