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SaaS型FAQサービス「Helpfeel」、新AI検索アルゴリズム「意図予測検索2」の提供を開始

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 Helpfeelは、独自の検索技術に米OpenAIのAIをかけ合わせた、新たなAI検索アルゴリズム「意図予測検索2」の提供を、「Helpfeel」を契約中の企業に対して6月24日に開始した。

 一般的な生成AIの活用では、質問に対する回答をランダムにAIが生成するシステムが多いのに対して、「意図予測検索2」では検索精度を高めることを目的にAI技術を活用している。

 FAQの回答記事やその記事に連動する意図表現は人間が事前に確認して訂正可能なため、ハルシネーション(誤った回答や偽情報の生成)を防ぎ、常時一貫して正しい情報を提供できるので、金融、医療、行政といった情報の正確性が求められる業界でも安心して使える。また、金融商品取引法(金商法)、薬機法(薬事法)、著作権法といった、各種法律に密接に関わるサービスのFAQへの活用にも適している。

 特許技術「意図予測検索」のアルゴリズムに、OpenAIのAI技術を取り入れることで、自然言語処理による検索精度を飛躍的に向上させ、従来のキーワード検索に加えて文章の意味に基づいた検索(ベクトル検索)に対応した。また、自然文検索の精度向上にともない、音声検索の精度も比例して向上している。

 なお、入力した検索内容がAIの学習に利用されない仕組みを採用しているため、企業の社内FAQとしても安全に使える。

 さらに、人間が管理・監督可能な仕組みを新たに開発することによって、「説明可能なAI(Explainable AI)」から進化した「制御可能なAI」を実現し、これまでと同様にFAQの分析や改善を容易に行うことができる。

 「意図予測検索2」の導入にあたって、現在利用中の「Helpfeel」はそのまま利用可能であり、FAQ記事の管理方法やユーザーインターフェースに変更はなく、これまで通りの運用を続けられる。また、AIを活用してもFAQの検索スピードは維持され、大量のページ検索でも負荷を感じさせない。

 「Helpfeel」は、AI技術を活用した特許取得の検索技術によって、顧客が調べたい意図を予測して自己解決へ導くSaaS型のFAQサービス。

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