米Amazon Web Servicesは、統合ソフトウェア開発&配信サービス「Amazon CodeCatalyst」において、GitLabとBitBucketとの統合をさらに推し進めていることを、6月27日(現地時間)に発表した。現在、CodeCatalystとGitHubで使用している機能セットと同じものを、GitLab.comとBitBucket Cloudにも提供するという。
CodeCatalystのリポジトリ拡張機能が、GitHubだけでなくGitLab.comとBitBucket Cloudでも利用可能になることで、開発ワークフローの管理が簡素化され、CodeCatalyst内で外部リポジトリを直接表示および管理できる。さらに、外部リポジトリにコードとともにワークフロー定義ファイルを保存および管理しつつ、CodeCatalystの開発環境からリンクされたリポジトリ内のファイルを作成、読み取り、更新、削除することも可能になる。
コードのプッシュやプルリクエストのオープン、マージ、クローズ時にCodeCatalystワークフローが自動的に実行され、リンクされたリポジトリのソースファイルを直接利用して、CodeCatalystワークフロー内でアクションを実行できるので、プラットフォームを切り替える必要がなくなる。
さらに、CodeCatalystブループリントからGitHub、GitLab.com、BitBucket CloudリポジトリにCodeCatalystプロジェクトを作成したり、これら3つのシステムいずれかのリポジトリにある既存のコードベースにブループリントを追加したり、GitHub、GitLab.com、BitBucket Cloudでホストされている外部リポジトリに保存されるカスタムブループリントを作成したりすることが可能になった。
今回発表された機能は、CodeCatalystが利用できる米国西部(オレゴン)と欧州(アイルランド)のAWSリージョンにて、追加料金なしで利用可能となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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