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日立製作所の「HiRDB」、「Delphix」との連携で本番データを活用するアプリケーション開発を効率化

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 日立製作所は、同社のノンストップデータベース「HiRDB」と、米Delphixのテストデータ管理プラットフォーム「Delphix」の連携によって、基幹システムの本番データを安全に活用したアプリケーション開発の効率化を支援すべく、HiRDBとDelphixを連携させる「HiRDB Connector for Delphix」の販売を、8月1日に開始した。価格は個別見積もりとなる。

「HiRDB」と「Delphix」の連携による本番データを活用したアプリケーションの開発イメージ
「HiRDB」と「Delphix」の連携による本番データを活用したアプリケーションの開発イメージ

 これまで、本番データからテストデータを生成するには、システム管理者がデータの複製とマスキング加工を都度行う必要があり、数日かかる場合もあった。

 Delphixの環境にHiRDB Connector for Delphixをインストールすることで、HiRDBの本番データをもとにしたマスキング済テストデータの利用や複製が可能になり、システム管理者の手を煩わせることなく開発者自身が好きなタイミングで、テスト用データベースの起動・停止・初期化・巻き戻しなどができるようになる。また、Delphixに保存したデータソースを仮想コピー(差分管理)によって更新可能なので、複製にかかる時間が短縮され開発者の待ち時間を削減できる。

 Delphixのデータ複製は仮想コピー(差分管理)なので、開発者ごとに個別のテスト用データベースを作成してもストレージ容量に影響を与えないため、開発環境に必要なストレージ容量を削減して開発環境のコスト低減が可能になる。

 HiRDBでは、開発者が複数のテスト用データベースを準備する場合でも、仮想マシンが使用するCPUのコア数のみをライセンス対象としているので、テスト用データベースを複数作成しても仮想マシン上のライセンスコストを抑制できる。また、開発環境用の仮想マシンはオンプレミスでも、パブリッククラウドでも柔軟に配置可能となっている。

「HiRDB」と「Delphix」の構成例
「HiRDB」と「Delphix」の構成例
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