米OpenAIは、同社が開発している動画生成モデル「Sora」のより高速となった新バージョンである「Sora Turbo」を、ChatGPT PlusおよびChatGPT Proユーザー向けのスタンドアロン製品として、12月9日(現地時間)にリリースした。
Sora Turboでは、最大1080pの解像度、長さ20秒、ワイドスクリーン/縦長/正方形の動画を生成可能で、独自のアセットを持ち込んで拡張、リミックス、ブレンドしたり、テキストからまったく新しいコンテンツを生成したりすることもできる。
あわせて、テキスト・画像・動画で指示を出すのを容易にすべく、新たなインターフェースを開発し、それぞれのフレームの入力を正確に指定可能なストーリーボードツールが用意されている。
Soraは、ChatGPT PlusおよびChatGPT Proユーザーなら追加料金なしで利用でき、1か月あたり解像度480pで最大50本の動画、解像度720pでそれより少ない本数の動画を生成可能で、さらにChatGPT Proユーザーなら、10倍の動画をより高い解像度、より長い再生時間で生成できる。
2025年初旬には、さまざまなタイプのユーザーに合わせた価格設定での提供を開始する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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