モバイルデバイス向けのLinix OSである「Ubuntu Touch」の最新バージョン、「Ubuntu Touch OTA-9」が提供開始された。
Ubuntu Touchは、UBportsが提供するデバイス向けのLinixオペレーティングシステム。今回のリリースは、3月以来3か月ぶりのアップデートとなる。
今回はUbuntuベースのOSアップグレードが中心であり、「最小限の変更しか含まれていない」と説明されている。
その中でも、VoLTEサポートの改善に重点が置かれ、より多くの通信事業者との連携を実現した。ただし、Vollaデバイスのみでテストされている点に注意が必要。
また、Waydroidの機能強化も行われたほか、一般的なバグ修正とセキュリティアップデートも含まれている。その他の変更点については、ブログポストから確認できる。
既存ユーザーはシステム設定の「Updates」画面からOTA-9アップデートが可能。また、アップデートの自動ダウンロードが設定されている場合、オンラインの各デバイスに送信されたトリガーメッセージにより、自動的にダウンロードされる。
あるいは、すぐにアップデートしたい場合、デバイスをコンピューターに接続し、ターミナルからADBアクセスをオンにし、 adbシェルでコマンドを実行することでダウンロードおよびインストールが可能。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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