テクマトリックスは、米Parasoftが開発したソフトウェア品質保証向けテストツール「C/C++test 2025.2」の販売を5月12日に開始した。同製品はC言語およびC++言語向けに、静的解析(コーディング規約チェック、フロー解析)や動的解析(単体テスト、カバレッジ計測、実行時メモリエラー検出)を搭載したオールインワンテストツールである。車載機器や産業機器、医療機器、OA機器などの組み込みソフトウェアはじめ、ミドルウェア、Windows/Linuxアプリケーションの開発現場で活用されている。
今回のバージョンアップでは、MCP(Model Context Protocol)サーバーの搭載により、AIエージェントやGitHub Copilotなど大規模言語モデル(LLM)ベースのコーディングアシスタントと連携が可能となった。MCPサーバーが静的解析の結果や違反ルールドキュメント、ユーザーガイドの情報をAIエージェントに提供することで、具体的な修正案や問題解決方法が提示できる。なお、この機能はMCPサーバーとの連携をサポートするLLM対応開発環境(Eclipse、Visual Studio、Visual Studio Codeなど)で使用可能。
また、最新のCコーディング標準であるMISRA C:2025(2025年3月発行)への完全対応を実現し、AI生成コードへの方針の明確化や、機能安全性強化が取り入れられている。加えて、CWE(Common Weakness Enumeration)に対応するルールが大幅に増加し、107種類のCWE-IDに対応した。
このほか、静的解析の抑制機能や単体テストの詳細カバレッジレポートの作成機能強化、NVIDIA CUDA Compiler 12.8などのサポート環境追加も行われた。付属アプリケーションのParasoft DTPでは「テスト失敗の分類」機能や、LLMと連携したAIチャットボットも追加されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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