マイクロソフトは25日、同社製品およびサービスにおける外来語カタカナ用語末尾の長音表記を新ルールに変更すると発表した。
マイクロソフトは25日、同社製品およびサービスにおける外来語カタカナ用語末尾の長音表記を新ルールに変更すると発表した。
これまでマイクロソフトでは、外来語カタカナ用語末尾の長音処理に関しては、「2音の用語は長音符号を付け、3音以上の用語の場合は(長音符号を)省くことを“原則”とする」主旨の規定に則した表記ルールを採用していた(すなわち、「driver」は「ドライバ」と表記されていた)。
しかし、コンピューターの普及が進み、技術進歩とともに過去のハードウェアおよびソフトウェアの制約が解消されつつある現状を受け、今後はより自然な発音に近い表記を採用するという。
今後の製品やサービスに適用されるルールでは、現在新聞や放送で採用されているものと同様、英語由来のカタカナ用語において、言語の末尾が「-er」「-or」「-ar」などで終わる場合に長音表記を付けるようになる(前述の「driver」は「ドライバー」と表記されるようになる)。この変更によるメリットとして、マイクロソフトは「より発音に近い表記によるユーザーの違和感の緩和」「読み上げソフト等に対する対応」などをあげている。
今回の新ルールにより表記変更の対象となる用語の一覧は、マイクロソフト日本語スタイルガイドに記されている。主なもので「プリンター」「インストーラー」「ファインダー」「ブラウザー」など。なお、慣例に従い「プログラマ」は「プログラマ」のまま、とのこと。
【関連リンク】
・マイクロソフト製品ならびにサービスにおける外来語カタカナ用語末尾の長音表記の変更について:マイクロソフト(プレスリリース)
・マイクロソフト日本語スタイルガイドダウンロードページ
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