アドバンスソフトウェアは10月8日、Excelで作成したレイアウトとCSVデータからノーコードで帳票を出力するアプリケーション「AS-DataReport」をリリースした。同アプリケーションは現在発売中の帳票ツール「AS-Report 12」の付属ツールとして提供される。帳票テンプレートは使い慣れたExcelで作成でき、既存のExcelファイルも流用できる。実行環境にExcelをインストールする必要がないため、サーバーやクラウド環境でも使用可能。

ノーコードでの帳票出力には、Windows Formsアプリの帳票作成ユーティリティが付属する。Excel/PDF形式での出力に加え、プレビューや印刷も行える。また、コマンドラインで実行するコンソールアプリケーションも付属し、タスクスケジューラやバッチファイルなどから実行できる。
データを設定するセル位置は、CSVファイルの1行目に項目名として記述する。指定方法は次の3つ。
- "A12"などのA1参照形式
- Excelの名前の機能を使ったセル名
- Excel上の目的のセルに"**"で始まる文字列を設定する変数名
単票では、CSVファイルの1レコードが帳票1ページとなる。明細を含む帳票では、1レコードにすべての明細を記載する形式と、1レコードに1明細を記載する形式に対応する。後者では、設定ファイルを使用することで明細行数の指定や小計、合計の出力が可能。帳票設定ファイルでは、画像やバーコードの設定、特定項目の値によるレイアウトの切り替えも行える。
ローコードでの帳票出力向けには、C#やVB.NETのプログラムから呼び出し可能なアセンブリ(DLL)を提供する。1つのメソッドを呼び出すだけで帳票を出力でき、ASP.NET Core WebアプリケーションやWindows Formsアプリから使用可能。AS-ReportのWebビューアを使用すれば、Webアプリも構築できる。
Excelアドインも用意されている。CSVデータを文字列としてExcelシートへ取り込むため、自動変換によるデータ欠損を防止できる。専用のプレビュー画面による帳票のプレビュー、印刷、Excel保存、PDF保存も可能。
「AS-Report 12」の価格は、1クライアント開発ライセンスが99,000円(本体価格90,000円)。AS-DataReportを再配布する場合や、アプリケーションに組み込んで別のコンピューターに配置して使用する場合は、別途ライセンスが必要となる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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