ライブドアは8日、サーバの死活状態を自動監視しメールで通知をするサービス「DATAHOTELパトロール」の無償提供を開始した。
ライブドアは8日、サーバの死活状態を自動監視しメールで通知するサービス「DATAHOTELパトロール」の無償提供を開始した。
このサービスは、同社が開発したオープンソースの監視ソフトウェア「zither](チター)」を利用してサーバの死活監視を行い、利用者が運営するWebサイトやWebサービスに障害が生じた場合、自動的にその状況をメールで知らせるというもの。ソフトのインストールなどは必要なく、登録と設定だけで監視を始めることができるため、管理者の負荷が軽減される。
死活(ICMP)監視 | サーバやネットワーク機器が動作しているかを監視 |
ポート監視 | サービスを行うために必要なポートに接続ができるかを監視 |
ntpd監視 | 時刻同期にすれが生じていないかを監視 |
DNSレコード監視 | DNSの任意のAレコードが解決可能であることを監視 |
URL監視 | ウェブのページの特定のURLが、アクセス可能で、かつ、正常な応答であることを監視 |
SMTP監視 | メールサーバの応答が正常であることを監視 |
zitherは同社の監視ソフトとして開発され、2007年5月よりオープンソースとして公開されている。スキャン速度が優先されており、小さな監視プログラムを各監視先に置き、Zitherと通信させ分散監視を実現する。監視用プログラムは外部のポートやSNMPをマルチスレッドでチェックする。
なお、同社では「DATAHOTEL」加入の法人ユーザーだけでなく、個人ユーザーにもこのサービスを無償で提供する。
【関連リンク】
・DATAHOTELパトロール
・zither
・ライブドアがサーバ監視サービス「DATAHOTEL(データホテル)パトロール」を無償提供(プレスリリース)
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